阿部勇一 (あべ ゆういち;Yuichi Abe)

 1968年11月5日埼玉県生まれ秋田県育ち。1992年に「吹奏楽のためのフューチュリズム」、1994年には、第5回朝日作曲賞を受賞した行進曲「ラメセスⅡ世」が翌年の全日本吹奏楽コンクール課題曲に採用された。2002年、秋田の土俗的風土を描写した「男鹿絹篩」(おがきぬぶるい)〔大津シンフォニックバンド/ 森島洋一氏指揮〕にて21世紀の吹奏楽「響宴V」に初参加。その後、2004年「響宴VII」、2005年「響宴VIII」、2006年「響宴IX」にも参加する。(全曲ブレーン出版よりレンタル及び出版)近年の作品には、「沈黙の地球(ほし)レイチェル・カーソンに捧ぐ~(秋田吹奏楽団委嘱)などがある。作曲集団「風の会」会員、21世紀の吹奏楽“響宴”会員。

―主な作品―
『しづ心なく花のちるらむ~小京都抒情詩~』、 『秋田民謡の主題による変容』、 『パックスロマーナ』、 『男鹿絹篩 三つの抒情小曲』 (第5回響宴参加)、 『神の領域 カルナック』(第7回響宴参加)、 『大唐西域記より 第一章「玄奘」』、 7人の打楽器奏者のための『鳥たちは凡て、地へ還る…』、 語部筝曲「あおはなのかみ」等。