宍倉晃 (ししくら こう; Koh Shishikura)

1968年東京都生まれ。武蔵野音楽大学器楽科卒業。
オーボエを虎谷迦悦、吉成行蔵に、声楽を持木弘の各氏に師事。16才から作・編曲を始め、クラシック、ジャズ、ポップスを数多く吹奏楽に編曲する。

 2004年6月にアメリカ、NBA(National Band Association全米吹奏楽協会)大会にて埼玉栄高等学校がスペシャルゲストとして参加し、メインプログラムに「小フーガの幻想」を演奏し好評を博す。2006年12月にはシカゴで開かれた第60回Midwest Clinicに於いて「海の向こう側」を初演し、同曲はイリノイ州ネーパーヴィル市に公式に献呈された。また、2008年5月には「ラ・フォル・ジュルネ金沢」に於いてベートーヴェンの「テンペスト」を編曲し、月刊バンドジャーナル誌にて絶賛された。2008年6月にはニューヨーク、カーネギーホールで開かれた「New York Band and Orchestra Festival」に参加し、自身編曲の「オペラ座の怪人」を演奏、2009年5月には台湾バンドクリニックに於いて「WORLD YOUTH SONG」を初演した。

近年、作・編曲した作品のほとんどを日本や海外で演奏し、また、ブレーン株式会社から「ミス・サイゴン 宍倉晃作品集」のCDも発表されている。現在、作・編曲と中学校、高校の吹奏楽指導に精力的に活動している。埼玉栄高等学校吹奏楽部コーチ。アメリカ・イリノイ州ネーパーヴィル市名誉市民。