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小学生が「音のバリアフリー」を通して現代の多様化する共生社会を考える

-経産省「未来の教室」事業にて、ブレーン株式会社がデジタル教材を開発-

ブレーン株式会社(代表取締役 村上健、広島県広島市西区)は、日々の暮らしの中の「音」を軸に、すべての人にとって暮らしよい社会とは何かを考える「音のバリアフリー~音で健康と福祉をもたらす社会づくり」のデジタル教材を、全国の小学生向けに開発します。本取り組みは、経済産業省 「「未来の教室」STEAM ライブラリー事業」の一環として選定されました。

本教材では、視覚障害、聴覚障害などのある方をはじめ、すべての人にとって暮らしよい社会を実現するために、「音楽・音を用いた解決策」を児童自らが考え提案することを目的としています。また、共生社会(=誰もが個性と人格を尊重しあい、多様な在り方を認めあうことができる社会)を目指すため、ハンディキャップの有無/人種や国籍/年齢などにかかわらず、すべての人にとって暮らしよい社会とは何か、そのために何が必要かを考えます。

STEAM ライブラリー事業ロゴブレーン・ミュージックロゴ

「未来の教室」STEAMライブラリー事業

【STEAMとは?】
STEAMは、Science, Technology, Engineering, Art(s), Mathematicsの頭文字をとった名称であり、 「学びのSTEAM化」を具現化する第一歩として開発されたデジタルコンテンツライブラリーです。STEAMライブラリーに掲載されているコンテンツは、「こうしなければならない」という指示書ではなく、動画やワークシート、参考資料などを単体で取り扱ったり、資料集代わりに使用も可能。また、学校現場のみならず、学習者自身が、年齢を問わず自身の「ワクワク」を探究するきっかけとして活用できます。

【STEAMライブラリーの目指す未来】
STEAMライブラリーは、生徒が一方的に学習をするだけでなく、教師や研究者、企業人も交わる双方向的な学習の場を目指しています。将来的には、生徒の興味・関心に合わせて情報を選択し、学校の枠を超えて協働的に学習・実践・発信ができるプラットフォームを想定しています。情報のインプットだけでなく、学びを深めるためのワークショップやプロジェクト、成果発表会やコンテストなどのアウトプットの場も提供します。先生方の負担を最小限におさえながら、子どもたちが一貫してワクワクした気持ちで学習に臨むような教育を実現します。