後藤 洋 (ごとう よう;Yo Goto) |
1958年秋田県生まれ。山形大学教育学部特別教科(音楽)教員養成課程卒業。東京音楽大学研究科(作曲専攻)、ノース・テキサス大学大学院修士課程(作曲および音楽教育)をそれぞれ修了。シンディ・マクティー、池辺晋一郎に作曲を師事する。 吹奏楽と音楽教育の分野を中心に作曲・編曲家、音楽評論家、研究家として活躍。吹奏楽の分野では、今日最も国際的に高い評価を得ている日本人作曲家のひとりであり、海外で出版される吹奏楽作品の紹介、また音楽教育としての吹奏楽の研究においても、日本における第一人者。現在はテキサスに本拠を置き、日本とアメリカを往復しつつ、作曲活動と吹奏楽教育の研究を続けている。
現場の実情に即した幅広いクリニック活動とレパートリー研究の功績により、2000年度吹奏楽アカデミー賞(研究部門)を受賞。また「ミッドウェスト・クリニック」(2006年および2010年、シカゴ)、世界シンフォニック・バンド&アンサンブル協会(WASBE)世界大会(2009年、シンシナティ)等、多くの国際的な講習会で講師を務め、いずれも高い評価を得ている。 日本管打・吹奏楽学会国際交流委員会委員長、日本バンドクリニック委員会委員、21世紀の吹奏楽“響宴”実行委員、全米音楽教育者協会(MENC)会員。
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