西邑由記子 (にしむら ゆきこ;Yukiko Nishimura) |
京都生まれ。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業後、渡米。 1995年,自身初の吹奏楽曲”Bright Moon”が金洪才指揮、東京佼成ウィンドオーケストラの演奏でCD録音される(KOCD-2905)。 1996年から2006年にかけて4回の作品個展「西邑由記子ライヴ~西邑由記子作曲集」を開催。2001年には管弦楽作品”Harvest Moon”を佐藤功太郎指揮、京都市交響楽団による演奏で初演。 2003年、ニューヨーク公立図書館ドネルライブラリーセンターにてピアノリサイタル開催。2005年、ペンシルヴァニア州ゲティスバーグ大学マッセルマン図書館の委嘱で、アメリカ映画史上初の無声映画「フランケンシュタイン(1910)」のための音楽(弦楽四重奏)を初演。これまでに数多くの委嘱作品や編曲作品などを発表。 2007年、京都シネマの委嘱で溝口健二監督の無声映画「瀧の白糸(1933)」に音楽(チェロとコントラバス)を付け初演。 これまでに中国の伝統楽器奏者、古箏のウー・ファンや二胡のチェン・ミンへの楽曲制作など、ジャンルにとらわれない独自の音世界を追求している。 現在は作曲家兼ピアニストとして、国内外で活動を続けている。第6回青山音楽賞受賞。これまでに作曲を尾高惇忠、故A.リード、R.ダニエルプア、故G.ブラカリの各氏に、ピアノを I.デイヴィス、S.D.ビュークナーの各氏に師事。
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